これからの子育て・子育ち支援に必要なもの その1 早いもので、昨年5月からスタートしたこの連載も40回を数えました。子育てしている人も、今は関係ないよ、という皆さんにもイマドキの「子ども」と「子育て」について、一緒に考えていただく【きっかけ】となるような話題を、現場からお届けしたいと思って書いて参りましたが、いかがだったでしょうか?
3月末で無事連載終了となりますが、残る3回で、「これからの子育て・子育ち支援に必要なもの」について考えてみたいと思っています。
振り返ってみれば私は、子育て真っ最中の母親という当事者としての立場で、足かけ10年子育て支援に関わってきました。
自分が欲しいと思う情報を集め、同じ立場の人たちに分けてあげたことがきっかけで仲間ができ、子連れでも仲間がいれば、自分たちに必要なものを自分自身で楽しく創出できる、ということを実感しました。
そして次にこの活動を違う立場の人に伝えてみたら、応援してくれる人が増えました。さまざまな人と知り合うチャンスが増え、世界が広がり、それに伴って自分たちの「子育て」という問題が世の中全体においてはいかに狭い領域であるかを知りました。
そこで、どうすれば、もっと多くの人に「子育て」に関心を持ってもらえるのか、もっと応援してもらえるのか、ということをずっと考えてきたわけです。
人口減少社会が到来し、少子化対策には多くの人が関心を持っています。子どもを狙った犯罪も増加し、「このままではいけない」と思いながらも、毎日が忙しすぎて、なかなか日常生活を「変える」ことが難しい状況です。
そんな中でできることは何か、「これからの子育て・子育ち支援に必要なもの」は何かと言えば、まずは「気がついた人が動くこと」そして「輪を広げること」でしょう。一人でも多くの人が気づき、気軽に参加できる機会や仕組みを、たくさんつくることだと思います。
同時に、当事者でなくてはわからない本当のニーズを形にするために、乳幼児や学童を持つ家庭の意見や情報を集めやすくする必要があります。
これからのキーワードは「協働」。当事者も地域の大人も行政や関係機関の担当者も学校も、それぞれできることを分担して実行に移すために、知恵を絞りましょう!
「情けは人のためならず」・・・子育ての輪を広げよう!
掲載内容を隠す<<