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◆NetCommonsユーザーカンファレンス2009 参加レポート◆8月5日に行われたNetCommonsユーザーカンファレンス2009。分科会を聴講したEDLスタッフ4名によるレポートを掲載いたします。
1.何を実現したくてNCを導入したか
- 専用回線(市町村LANなど)でセパレート化されてる教育機関の各ネットワークをつなげ、市町村を越えた各学校間での情報共有をしたかった。
- インターネットでネットワークを構築できるため、専用回線が不要でコストもかからず、操作も簡単であることに着目し導入した。
- 既存のホームページやグループウェアと共存・併用できるためと既存のパソコンをそのまま利用できるため。
- 新入生への情報配信と事前教育、児童の情報活用能力の育成といったInternetを利用した情報発信が目的であったため、Wordとデジカメが使えればOKというユーザーインターフェースが大きな選択理由となった。
- 複数の学校のホームページを1つにまとめるためには、インフラ整備やファイル管理、情報の一本化等が容易であることが重要。さらにセキュリティの統一が図れるということから導入を決めた。
2.現在、NCで何を実現しているか
- 導入コストが10億円から100万円に。
- 緊急連絡や安全情報提供などにも活用している。
- 日誌を利用したブログで、生徒自身が自分の考えをわかりやすく伝えたり、表現のしかたを工夫することで、国語力を身につけている。
- アンケートの実施と集計、イベントの参加申し込み、メルマガの配信といった、これまで手間や時間のかかった集計類を短時間で行っている。
- 教員等への研修支援として、キャビネットを利用した教材の配布、情報交換のための掲示板、教職員の管理にも利用。
- 入学予定者へのビデオメッセージや意見交換のための掲示板を配信することで、入学前準備がスムーズに行える。また、Internet経由の提出物のやりとりも便利である。

- グループルームを活用しクラスメートと協力し合って作品を仕上げたり、情報化社会におけるさまざまなルール(肖像権、個人情報保護など)を学びつつ、かつ文章による伝達能力の育成に利用。また、承認機能を利用した保護者参加型の情報共有も行う。
- 個人アカウントで運用。キャビネット機能やレポート機能により、教材を配布したり、レポートを提出させたりしている。また、申し込み制で配布されたアカウントにより、保護者が学校と情報交換できる仕組みも作っている。
3.2についてどういった工夫をしてきたか- 利用するモジュールを少なくし、誰でも取り掛かりやすい掲示板などから利用を始めている。
- セキュリティ面を考慮し、機密性の高い情報は扱わない。
- 利用者にメールアドレスを登録してもらい、掲示板に情報が掲載されると利用者に一斉送信されるようになっている。登録者の9割が携帯メールアドレスのため、携帯サイトの構築も行っている。
- 個別アカウントをもたせる、もたせない、のそれぞれが可能。
- モラルが必要となる公開情報においては、アップする前に管理者がチェックするという仕組みをとっている。
- 操作について、学校では得意な生徒と不得意な生徒を同じグループにする工夫をし、教職員については集合研修を行うという方法をとっている。
4.今後はNCでどういったことをやっていきたいか
- 中心となる教職員が情報発信を活発に行い、それに生徒や保護者が参加するという形を作っていきたい。
- eラーニング機能の充実
- ケータイサイトの構築

- 県内の市町村HPをひとつにまとめることを検討
- 在校生向けの情報発信として、履修登録や時間割発表など
- SSL通信環境への移行
- ツールを最大限に活用したい
5.新バージョンNetCommons2.2について- 注目すべきは「固定リンク」。ページ名称がそのままURLとなるのはとても斬新である。
- テンプレートが追加されるとのことで、ユーザ満足度もあがるのではと推測できる。
6.全体の感想- 導入を検討する際、各団体ではそのメリットを理解するまで多くの時間を費やしている。NCの導入メリットをわかりやすくまとめることが必要だと感じた。
- 導入初期は利用の幅をある程度絞り、その後少しずつ時間をかけて広げることが成功のカギと思われる。
- 情報化社会といわれるようになり何年も経つが、まだまだ情報の受信側である人が多く、発信者となるためのツールは揃っているのに、精神面でのハードルは高い。そこを「教育」で打破する工夫が必要だと感じた。
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