<カリスマ先生>渡辺光輝先生を取材しました!

渡辺 光輝先生

お茶の水女子大学附属中学校

国語科教諭。
千葉県公立中学校教諭、千葉大学教育学部附属中学校教諭を経て、2014年より現職。
お茶の水女子大学 非常勤講師(国語科教育法)、和光大学 非常勤講師(学習指導と学校図書館)も務める。
表現(作文)教育・読み書き関連学習・学校図書館を活用した学習、ICTを活用した国語学習に関心を持ち、実践を進めている。その実践の一部を、自身のHP「国語教育授業実践開発研究室」で発信している。

 

渡辺先生に、以下の内容を伺いました。

  • 教育家庭新聞に昨年掲載されていたデジタル教科書の活用についての記事、大変興味深く拝見しました。生徒が「マイ黒板」「文章構成を考えよう」など、考えを整理できる様々なツールを活用して、教科書本文や資料を元に新聞にまとめる学習について書かれていました。
    シンプルなツールが思考のきっかけになるとお話されていらっしゃいましたが、デジタル教科書は使って良かったと思われますか?
  • 教材は同じでも担当している子どもたちは毎年理解度も興味関心も違いますからね。作りこまれたツールよりも、目の前の子どもたちや、自分のスタイルに合わせられるアレンジのしやすさのほうが価値があるわけですね。
  • G Suite はまさに、機能はシンプルだけど、使い方によってアレンジしやすいツールですよね。教師だけでなく、子どもたちも使い方を知っていればいろいろな使い方ができるし。
  • アンケート作りは、子どもたちが取り組みたくなるようなテーマですね。ちなみにそれは、教科書にあった内容ですか?
  • 1回で終わりの活動ですか?やってみたらうまくできなかったから、次は反省を生かして作ってみるというチャンスはもうないんですか?
  • ちなみに、そのアンケート作りの活動はどういう時間で行ったのですか?
  • 種まき、必要ですよね。自分たちがやりたいと思ったときに、ツールの存在やどういうことができるかを知っていれば使えますからね。
    フォーム 以外で、渡辺先生がよく使っていらっしゃるアプリもありますか?
  • 渡辺先生は、 フォーム 、スプレッドシート 、スライド そして ドキュメント など、それぞれの活動に合うアプリを国語の授業で使っていらっしゃるのですね。
    先日、Google for Education の導入を検討していたり、導入後のより良い運用を考えてらっしゃる先生方対象のセミナーを開催したのですが、そこである国語の先生から質問があったんです。
    「国語はICTが一番使いにくい教科だと思うのですが、いかがですか?」って。
    渡辺先生だったら、その質問に対して、どうお答えになりますか?
  • 言葉は見た目が変わっても伝わる……なるほどです。でも、実際、「縦書きで作成したい」と思う先生も多いようで、「 Google ドキュメント は縦書きができないから使えないな」とよく耳にします。
  • こういうのってまさに、渡辺先生のサイトにある『重箱のつつき方入門』。評価する人の観点なんですよね。「ねばならない」とか「べきじゃない」というような考えで見ているというか。
  • 国立大学の附属などは、研究授業や実践でいろいろなことをやっていらっしゃると思うのですが、それに比べたら一般的な学校では、そういったことをやる回数も、先生同士の学び合いやフィードバックをすることも少ないかもしれません。学ぶ機会があると、気づきやチャレンジにつながるということはありませんか?
  • 問題を面白がれる先生は、どうやったら増やせるんでしょうね。いろいろな先生にお話を伺うと、忙しすぎる、ICTを使える環境が整っていないというような「できない」理由はたくさん出てくるのですが、どうやったらそれを改善できるのかとなるとなかなか難しいようです。
  • 渡辺先生は歴史の長い国語教育の中で、どうしてICTを使うフロンティアになれたんでしょう?
  • 編集がしやすいデジタルのほうが楽ですよね。ちなみに、渡辺先生の「編集」というのはどういう定義ですか?
  • 編集に必要なのは、読む人が一番受け取りやすくするように、情報を適切にまとめて発信する力なんですね。情報を編集するときには、ICTがぴったりですね。
    G Suite はいろいろな機能ごとにアプリになっていますが、全部1つのアカウントでデータを共有できるので、編集しやすいツールだと思います。
  • やっぱり渡辺先生のキーワードは「編集」ですね。
    最後に、ICT活用をこれからもっと進めたいと思っている先生方にメッセージをお願いします。

 

取材記事(ダイジェスト版)は、7月号のSE通信※1 に掲載しています。
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