検索
  • EDLstaff

『【9割の人が知らない Google の使い方】Google Meet の録画機能が有料化!?オンライン会議を無料で録画する方法』- ダイヤモンド・オンライン掲載

ダイヤモンド・オンライン 第108回 が更新されました!


『【9割の人が知らない Google の使い方】Google Meet の録画機能が有料化!?オンライン会議を無料で録画する方法』


みなさま、ビデオ会議システムは何をお使いですか?

 私の周囲では、ZoomやTeamsと答えるビジネスパーソンが多いのですが、教育関係者からは最近 Google Meet でオンライン会議をすることが増えてきた、と聞いています。

新型コロナウイルス感染症対策で学校は世界中で休校となり、オンライン授業が一斉にスタートしました。その結果、Google が2020年に Google Meet でサポートした授業時間は1兆分間(180億時間)にもなったそうです!

 Google Meet を使えばダウンロード不要、Windows、Chrome OS、macOS 等、どの端末からでもすぐに参加でき、すべての生徒に同じインターフェースが表示されます。様々な端末を使用している教室で、余計な混乱を避けることができるのです。

 コロナ禍で、Google Workspace for Education を利用する児童生徒と教育者の数は急増。手元にある最新の資料によれば、なんと世界で1億7千万人を超えました

 そして、オンライン授業で欠かせない Google Meet と Google Classroom は、 Google がこのコロナ禍において最も力を入れて改善改良してきたアプリだといえるでしょう。

 Google は教育に活用できるよう世界中の教育現場からのフィードバックを参考に、2020年3月以降、実に300以上の機能を Google Meet に追加。ほぼ毎日新機能が1つ追加されてきたことになります。もともとあった高い信頼性に加え、短期間で使い勝手がみるみるうちに向上し、セキュリティ機能と管理機能が次々に高度化されていきました。


◎Google Meet の録画機能の無料提供はまもなく終了

 そんな Google Meet が今、注目を集めているのが、録画機能の有料化です。

 Google Meet はこれまで、教育機関向けライセンスに限り、録画機能を無料で使えていました。しかしこれは Google が休校中の遠隔学習等を支援しようと期間限定での提供を申し出てくれたからです。当初、2020年9月末までの予定でしたが、感染状況を考慮してさらに期間が延長されました。それが、2022年1月9日でとうとう終了。来年からは有料版を購入する以外、録画機能は使えなくなります。

 通常、Google の基本サービスを使うのに、費用は一切かかりません。無料の Google アカウントを1つ作成すれば、ログインすることで、サービスがあなた専用にパーソナライズされ、重要な情報にどこからでも簡単にアクセスできるようになります。

 しかし、組織で活用する場合、より「高度なセキュリティと管理機能」を追加したいというニーズが生まれます。そんなときは、有料版ライセンスを取得すれば解決します。

 特に教育機関向けの「Google Workspace for Education」には教師のニーズに応えてカスタマイズされた機能が数多く用意されています。これらの機能は無料で提供される「基本サービス(コア機能)」と有料で提供される「追加機能」に分けられています。

 

Google Meet で開催したオンライン授業や会議は、数クリックするだけで録画できます。録画は自動的に Google ドライブに保存され、そのデータは必要な相手といつでも共有して、見返すことができます。

 知ってしまえば、録画機能の便利さはもう手放せない。これからもずっと使い続けたい。そう思うのも当然と思いますが、コロナ禍で延長されていた無償提供期間が終了することで、今後を検討する必要に迫られる学校様も出てくると思います。

 Google Workspace for Education の有料エディションは3つ存在しています。録画機能を使い続けたい場合、このうち、いったいどれを選べばいいのでしょう。他に、かしこい代替案はあるのでしょうか。

 

2021年12月現在のエディションは、下図のような関係になっています。

 無料である Education Fundamentals がすべてのサービスのベースとなっており、これに有料のサービスを追加する形です。

 Google Meet の録画機能は、Teaching and Learning と Education Plus のエディションに含まれています。つまり、Education Standard を追加購入しても、Google Meet の録画機能は利用できませんので、ご注意ください。

一番のおすすめは、組織全体で Education Plus を導入することです。

 Education Plus は、最も効果的で統一された学習環境を教育機関のコミュニティに提供するエディションになるからです。

 ただ、組織に所属する全児童生徒全員がライセンス取得対象となるため、予算の確保には時間がかかるかもしれませんね。そんな時は、Teaching and Learning を購入することをおすすめします。

 Teaching and Learning は1ライセンスから、必要なユーザー数での購入が可能な教職員向けのライセンスです。「会議の主催者」がこのライセンスを使うと、録画が可能になります。一般的には授業を行う先生の人数分だけ購入する事が多いと思いますが、オンライン授業の主催者になる先生を絞って購入することも可能です。


◎Google Meet の録画機能以外で録画する方法

 さて、Google Meet の録画機能を利用する以外にも、オンライン授業や会議を録画する方法がないか考えてみましょう。危機を乗り越えるための代替案は3つあります。

 この方法は、録画機能のない無料の Google アカウントで Google Meet をご使用になっている方も使えます!


1.Chromebook の画面録画機能を利用する 2.Chrome 拡張機能 Screencastify(スクリーンキャスティファイ)有料版で録画する 3.ATEM Mini Proでパソコンの画面を録画する

 

それぞれメリット・デメリット(注意点)を見ていきましょう。

1.Chromebook の画面録画機能を利用する  Chromebook には、画面を録画する機能が標準装備されています。Chromebook をお持ちの方なら、今すぐ画面録画が可能です。

 方法は次の2ステップ。

1.1. キーボードの[ Shift ] + [ Ctrl ] + [ ウィンドウを表示 ] キーを同時に押す。 2.2. 続いて画面下に表示されたメニューの[ 画面録画 ] アイコン を選択する。

メリットは、操作が簡単で、無料で録画できること。

 デメリット(注意点)は、当然ですが、Chromebook が手元になければできません。

 また、撮影した動画は、端末の「動画」フォルダにローカル保存されます。

 Chromebook のハードドライブの容量は限られています。長時間録画や録画データの撮り溜めには注意が必要です。

 そこで動画ファイルは毎回、クラウド上の Google ドライブにアップロードする必要が発生します。少し手間がかかりますが、目的は達成できるでしょう。クラウドマスターのあなたなら、保存先を Google ドライブにしてしまうという技も使えるかもしれません。


2.Chrome 拡張機能 Screencastify(スクリーン キャスティファイ)有料版で録画する  Screencastify - Screen Video Recorder は、開いているタブの画面をそのまま録画してくれる Chrome 拡張機能です。以前ご紹介していますので、こちらもご参考にしてください。「最もインストールされている Chrome スクリーンレコーダーの第1位」とのこと。

 無料版は5分までしか録画できませんが、有料版にすると、無制限となります。一般のユーザは年間49ドルですが、教育者は割引価格で購入できます。

 メリットは、とにかく手軽に録画ができること。有料版にすれば、 YouTube へのアップロードもダイレクトにできます。前後をカットするなどちょっとした編集も簡単な操作で可能です。

 では、デメリット(注意点)はなんでしょうか。

 それは、録画データがサービス提供者のサーバに必ず一度は保存される、ということです。これはクラウドサービスを利用する際に共通するリスクです。

 各学校の教育情報セキュリティーポリシーに従って運用する必要がありますので、基準を満たしているかなどを精査する必要があります。


3.ATEM Mini Proでパソコンの画面を録画する  ATEM Mini Proは、ライブ配信の達人たちがおすすめしている「ライブプロダクションスイッチャー」です。複数の映像や音声を切り替えて出力(スイッチング)するための機器で、学校行事などを保護者にライブ配信する際には必須となるハードウェアです。

 すでにATEM Mini Proを使って授業をされている先生方が、ネットで使い方などを情報発信されています。ぜひ Google 検索でチェックしてみてくださいね。

 ちなみにATEM Miniにはいくつかのモデルがあります。間違ってATEM Mini Pro以外のものを購入されると苦労されることになるようですので、ご注意ください。

 メリットは、本格的な教育動画が作成できること、USBディスクに直接録画することができるので、PCのスペックを気にしなくても良い点です。

 デメリット(注意点)としては、コストパフォーマンスは抜群とはいえ、安いとはいえない価格なので、個人負担が難しそうなこと。また、こういった機器を使用する機会が少ない方にとっては、使い始めるのに少し躊躇してしまいそうなことでしょうか。

 Google Meet の録画機能がいかに手軽で有り難いかを、私自身再認識しました!

 さて、最後にエディション別に Google Meet の基本機能と追加機能について表にまとめてみました。録画以外にもさまざまな機能が活用できますので、ぜひチェックしてみてください。

<Google Workspace for Education エディション別 Google Meet の機能比較表>


記事全文は、ダイヤモンド・オンライン Webサイトから!



Google 式10Xリモート仕事術

――あなたはまだホントの Google を知らない (日本語)

平塚 知真子 (著) 単行本 – 2020/11/25 

Amazon から購入する